2013年1月

昨年の秋あたりから読書ノートを始めたのだけれど、一冊につき一頁にしていたせいか書評臭い何かでしかなく気持ち悪い。のでブログでゆるりと。ゆるゆると。
老害になったので推理小説を読まなくてもよくなった。

冥土めぐり

冥土めぐり

芥川賞
二匹 (河出文庫)

二匹 (河出文庫)

文藝賞
『二匹』は鉄コン筋クリートっぽい言い回しを使ってた印象。
タイトルは「レッツゴー二匹の巻」からとったのか。深読みか。

燃焼のための習作

燃焼のための習作

白い表紙の本は汚れやすい。堀江敏幸ははじめて。
舞台は探偵事務所だけど、推理とかは一切なし。

私の男 (文春文庫)

私の男 (文春文庫)

直木賞
擬態したキャラ小説。背徳。
2008文藝夏号で豊崎中二病ブックガイドにのってたくらい。


終わりの感覚 (新潮クレスト・ブックス)

終わりの感覚 (新潮クレスト・ブックス)

ブッカー賞
記憶の再構成(美化と改ざん)と予言(運命)をミステリっぽく料理した感じ。


SFM1987/12
現代ファンタジイ特集

ジェイムズ・P・ブレイロック「ペーパー・ドラゴン」
世界幻想文学大賞。SFクロニクル読者賞。ネビュラ賞候補。
ラクタから魔術でドラゴンをつくるオッサン。それを見守る主人公。
『I KILL GIANTS』で何も起きなかったらきっとこんな感じ。

ルーシャス・シェパード「竜のグリオールに絵を描いた男」
ネビュラ賞世界幻想文学大賞各候補。ヒューゴー賞ローカス賞各二席。
魔法使いが殺害に失敗したために仮死状態のまま千年近くほったらかしにされたらしい竜。
全長6000フィート。有害な霊気を発するらしいから、身体に毒の絵の具を塗って殺そうという話。
これだけは新潮の短篇集に入ってるけれど、書籍化してないグリオールの話が2つほどあるとか。





Vanishing Mirror

Vanishing Mirror

Kitchen.labelは相変わらず凝ってる。

あと水中図鑑というバンドがよかった。
HPでmp3ダウンロードできる。
http://suichuzukan.com/

精霊の守り人』のアニメ全部みた。神山健治
009の某演出の元ネタがあった。それだけ。