摂取記録
タイトルの通りです。 電撃文庫『青ブタ』公式情報によれば、シリーズが完結するとのことで、めでたいね。アニメ化も最後までするのかな。待ってるね。 dengekibunko.jp 【注】本記事には、青春ブタ野郎シリーズ『おでかけシスター』『ランドセルガール』ま…
???「千年女優を見たことがない? 初恋を経験したことがないならそれでいいけど」 【※】本記事はアニメ映画『千年女優』のネタバレを多数含みます。未見の方はご注意ください。 タイトルコール。ビデオの巻き戻しから入るのが示唆的である。 2月に再上映…
タイトルの通りです。中西鼎『君が花火に変わるまで』読みました。 君が花火に変わるまで (メディアワークス文庫) 作者:中西 鼎 KADOKAWA Amazon 幼い頃に難病にかかっていたはずの子と高校で再会し、「付き合って」と言われる「ぼく」。しかし彼女の行動の…
タイトルの通りです。じつは同様の企画記事を2019年にもやっていたのですがその後3年にわたって続けることができませんでした。どうしてでしょうか。答え:だめ人間なので。 人気作品?と思われるものは省きつつ、新作や今年に入って自分が読むようになった…
幌田『またぞろ。』とは? またぞろ。 1巻 (まんがタイムKRコミックス) 作者:幌田 芳文社 Amazon 留年生×3が送る人間へたくそ青春コメディ。 約1年間引きこもりだった殊は、春から2回目の高校一年生。病弱で同じく留年生の詩季、奔放でこれまた留年生の巴…
※本記事は映画『アリスとテレスのまぼろし工場』のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください 本記事の態度 ・『アリテレ』は岡田麿里的な作品の集大成だが傑作ではない ・『true tears』『凪のあすから』『あの花』『空の青さ~』『フラクタル』あた…
タイトルの通りです。え、もう八月なかばなのに上半期のはなしを? ブログはどんな自由な発想で書いてもいいので……。順不同、新作旧作問わずとりあえず記録用に書いておきます。 エルサ・モランテ「一日」 アンダルシアの肩かけ 作者:エルサ・モランテ 河出…
「スピルバーグの自伝的作品」ということを念頭に入れる。 www.youtube.com これはたぶん、夢という名前の悪夢についての物語だ。 具体的な理由とまではかたまっていないが、自分のなかでは、長年ずっと映画礼讃映画というか、”映像の力を信じろ”系の作品に…
原稿が忙しくなって雑記を書いている余裕がどんどんなくなっている。でも余裕をなくしたらおしまいなのでとりあえず思考の整理がてら書くことにする。水族館のはなしはまた今度落ち着いたら書きます。 依井貴裕『歳時記(ダイアリイ)』 歳時記(ダイアリイ) …
だいたい前日になって翌日の予定を突発的に決めようとすることはあっても、一週間以上前からぜったい日曜日はこうするぞ、と構えていることはかなりすくない。友人とのはずせない予定があるならともかく、自分自身のことについては自分がよくわかっている。…
雑記はつづける意味があると思うのでつづけている。いまのところ二、三日に一回ペースだけど、月末は忙しくてそんなこと言ってられないかもしれない。 ウォルター・テヴィス『クイーンズ・ギャンビット』 クイーンズ・ギャンビット(新潮文庫) 作者:ウォル…
引き続き雑記。つづけられたらいいのだけれど、なんか忙しさを理由にしてだんだん書かなくなっていく未来が見える……。 ひらりさ『それでも女をやっていく』 それでも女をやっていく 作者:ひらりさ ワニブックス Amazon このWEB連載を知ったのはもう終盤にさ…
Twitterを主な生息地にしているとアカウントが凍結などにより『星のカービィ スーパーデラックス』のセーブデータになることが発覚したのがここ一週間あまりのことだったので、今度こそ(いったい何度目なんだ……)ブログ、というか雑記を頻繁に書いていくべ…
www.youtube.com 映画館の環境に依っている部分も多いので一概にはいえないのですが、冒頭の数分を観ていて、これはコミュニケーションの、とりわけ齟齬にまつわる部分をするどく描いた物語かもしれない、と思いました。そう一言に還元してしまうことは当然…
タイトルの通りです。 こいつ最近振り返りしかしてないな。 2022年になってAMAZON MUSIC unlimitedからSpotifyに切り替えましたが、移行がほんとうにめんどくさかったのでもうぜったいしたくないです(手動で千枚以上のアルバム検索と登録をぜんぶやった人の…
2022年末まとめ記事をちょっとずつ上げていこうと思います。忙しいので不定期になるかもしれませんが、とりあえず百合・シスターフッド・フェミニズム・クィア・その他からはじめます。昨年いちばん考えたいと思っていたところだったので。 岩川ありさ『物語…
【本ブログ記事では北山猛邦『月灯館殺人事件』の内容への言及があります。ご注意ください。】 月灯館殺人事件 (星海社FICTIONS) 作者:北山 猛邦 星海社 Amazon わたしたちがおこなっていたのは、ほんとうに「伝言ゲーム」だったのでしょうか。 北山猛邦『月…
タイトルの通りですが、まともに生きていないので、本と音楽くらいしか言うことがない。そのときそのときで面白いものはブログに適宜書いていましたが。そちらが見たい場合は、いい感じに遡ってくださると助かります。やっていきましょう。 安井高志歌集『サ…
タイトルの通りです。年末になって思い出すのがかなりめんどくさい、という問題がありさっさとやっておく。基本は原稿作業とかのあいまにリフレッシュ目的で観に行っているので、タイミングを逃したりすることがかなりあった。『マイスモールランド』と『犬…
・大学時代に感銘を受けた〈ケンイチくんシリーズ〉を読み直したい。 ・得るものがあるかはわからない。 ・ほんとうはネット上に作者が公開していた『デカルトの密室』参考文献リストをチェックしたいが、消えてしまっているのでわからない。 ・自分の知識は…
あなたは今、わたしがどういう意味でいったのか、といわれましたね? ――エラリイ・クイーン『ダブル・ダブル』(青田勝訳) 鯨庭『言葉の獣』より ※【注意】本記事は小川哲「スメラミシング」のネタバレを含みます。 文藝 2022年夏季号 河出書房新社 Amazon …
参考(翻訳作品集成):https://ameqlist.com/sfl/lethem.htm 銃、ときどき音楽 作者:ジョナサン レセム 早川書房 Amazon ジョナサン・レセムという名前と出会ったのは十年くらい前の古本屋だったように思います。タイトルは『銃、ときどき音楽』。 コミカル…
もう年末に近いので総括ブログです。面倒なのでいまのうちに書きました。 アマゾンアンリミをはじめて数年、ライブラリが膨大になりすぎてSpotifyに移籍したくてもできないままここまで来てしまった。ブラウザのブックマークみたいにデータ移行してくれるよ…
※本感想は映画および小説『君は永遠にそいつらより若い』のネタバレを含みます。 www.youtube.com 映画『君は永遠にそいつらより若い』は原作小説の話を一部ばっさりと削りつつ、それでいて小説では描き切っていなかったところに光が差すような作品になって…
TVドラマ『アリバイ崩し承ります』より 強いて拙作の特徴をあげるならば、これは、アリバイを破る従来の型とは違って、アリバイをさがす点にあるだろう。海外に例を求めれば、W・アイリッシュの長編《幻の女》とフレドリック・ブラウンの中編《踊るサンドイ…
タイトルの通り。知り合いとオンラインで一年ほどかけて読んだ。 『CMB』は同作者の『QED』シリーズに比べると本格ミステリ度は落ちるものの、独特のさめた人間観を結末に持ってくる回や、人間存在の持つ不気味さとしか言いようがない話は金田一少年や名探偵…
【追記】(2021/1/14) 昨年末にこの記事を公開した際、レヴューのできなかった作品について「情報求ム」となかば祈るような思いで書き残したのですが、このたび、とある心優しい方の目に留まりまして(!)、未確認作品について多くの情報(書誌情報のなか…
11月に入ってアマゾンミュージックがアップデートされて「最近マイミュージックに追加した楽曲」一覧がUIから削除されたのでプレイリストをつくって生活していない自分は絶望していたのですが、最近になってマイミュージック→フィルタ→並べ替え:追加した日…
すでに2020年ですがもう書くことがない。 ほんとうはこういうの(↑)を二か月おきに記録しょうと思っていたができなかったのだった。 【ニノミヤユイ】「愛とか感情」Music Video(Full Size ) 【MV】ゆ~すほすてる - いかないで〜 PELICAN FANCLUB 『三原…
タイトルの通り。2019年はガルラジでしたが(そうでしょう?*1)、2019年の百合漫画でいいのってあったっけ、とあとになって参照しやすくなったら便利だな~、と思った個人的なリスト。だから数もそんな多くはないし、2019年に1巻初出じゃないのも混じって…